親や友達にお金を借りる理由(言い訳)はなんて言えばいい?

親や友達にお金を借りる理由(言い訳)はなんて言えばいい?

お金を借りる理由

親や友達にお金を借りる理由(言い訳)を考える

家族や友達からお金を貸してほしいと頼まれたことはありますか?家族から頼まれたことのある人もいれば、友達から頼まれたことのある人もいるでしょう。頼まれたことのある人は、どんな理由でお金を貸してほしいと言われましたか?そして、その結果、貸しましたか?

お金を借りることに限りませんが、人に頼みごとをする場合は、相手に納得してもらわないと依頼を受けてもらうことは困難です。それが特にお金に関する頼みごとだとしたら、相手は納得したとしても依頼を受けてお金を貸してくれるかどうか分かりません。

そこで今回は、非常に難しい交渉事である、親や友達にお金を借りる理由についてご紹介します。

親にお金を借りるときの理由(言い訳)と注意点

親にお金を借りるときの理由

家族や友達からお金を借りるときに、最も頼りやすいのは誰でしょうか。人それぞれ異なるかもしれませんが、一般的に親が頼りやすいはずです。では、親にお金を借りる際にはどんなことを理由にすると良いでしょうか。

あなたが親だったら、理由もなくお金を貸せますか?ほとんどの方が「いいえ」と答えるでしょう。お金を貸す理由、納得する理由、つまり正当性が必要です。お金を借りたいと思ったら、相手の納得する理由を考える必要があります。もし相手の納得する理由を考えることができれば、お金を借りることは難しくないでしょう。

ここでは、親にお金を借りるときの理由を考える際のコツと注意点をご紹介します。

親もよく知っている地元の友達を言い訳に使うのは要注意

地元の友達を言い訳に使うのは要注意

「幼なじみの友達の結婚式があるからお金を借りたい」という話をしたらどうなるでしょうか。子どものころからの友達で、友達のことを親もよく知っているような場合は、快くお金を貸してくれるかもしれません。

ただし、幼なじみや地元の友達の場合、自分の親と友達の親が知り合いの場合も多く、嘘をついてしまった場合、バレる可能性が非常に高いと考えられます。嘘をつく場合は、関係性が近すぎる友達を、お金を借りる理由に出すことはやめた方が良いでしょう。

ただ、結婚式というお祝いごとであれば、総じてお金を借りやすいと言えそうです。お祝いごとを理由にするのであれば、幼なじみのような身近な友達ではない友達、知人が結婚するという理由がベストではないでしょうか。

疑われないように同じ言い訳を何度もしないようにする

同じ言い訳を何度もしないようにする

よくある例え話で、「祖父母が危篤で……」という理由で学校や会社を休む話がありますが、何度もその言い訳を使っていると、祖父母は何人いるんですか?と突っ込まれて失笑を買います。オオカミ少年とまでは言いませんが、「また?」と突っ込まれないように慎重に理由を考えたいですね。

友達の結婚式は何度もありそうですが、財布をなくした、家族が危篤状態など、珍しい理由にする場合は疑われないように、同じ言い訳を何度もしないように心がけてください。

返す当てがあることを伝える

返す当てがあることを伝える

当たり前のことですが、お金を借りる場合はきちんと返しましょう。借りるときは一方的に拝み倒して、返済をおろそかにする人がいるようですが、このような態度では、一度はお金を借りることができても、二度目以降はお金を借りることが難しくなってしまう可能性があります。借りたお金をどのようなスケジュールで返済するかをあらかじめ伝えておくと、スムーズにお金を借りることができるでしょう。

借りたお金を返さないとどうなるのでしょうか。親だから返さなくてもいいと考える人もいると思います。親が返さなくていいよ、と言ってくれれば返さなくてもいいでしょう。しかし、子どもにいついくら貸したか覚えている場合もあります。

借入残高が高くなると、うちの子はどうしようもない、と言ってそのうち貸してもらえなくなる可能性もあります。返せないなら初めからもらうつもりで、お金がほしいと交渉すべきかもしれません。お金を借りるのは返せることを前提として話し合いましょう。

友達にお金を借りるときの理由(言い訳)と注意点

お金を借りたい場合、親や家族が一番頼りやすいと思いますが、中には親や家族に頼ることはできない……だけど友達なら頼りにできる、そんなパターンもあるかもしれません。

では、友達にお金を借りる場合は、どんな理由を伝えれば納得してもらいやすいでしょうか。

趣味を理由にする

共通の趣味を持つ仲間や職場の仲間と意気投合して旅行に行くことになったのに、予算がオーバーしていてお金が足りない、そんなときには友達からお金を借りるという選択もあるかもしれません。

例えば、大好きなアーティストのライブチケットが取れた。しかし、取れたチケットは遠方の開催で、交通費と宿泊費を含めると結構な金額になる。このような場合は「今すぐ振り込みをしないと予約がキャンセルになっちゃうから、◯万円貸してもらえない?」など、今お金が必要なことを伝えればお金を貸してもらえるかもしれません。

身内の不幸を理由にする

「家族が亡くなったから地元へ帰らなくてはいけない、でもお金がなくて……」というような理由でお金を借りることもできるでしょう。やさしい友達なら、何も聞かずにお金を貸してくれるかもしれません。

借用書を書くか金銭消費貸借契約を結んでおくと双方とも安心

友達からお金を借りる場合は、借用書を書くか、金銭消費貸借契約と呼ばれる、お金の貸し借りのときに使用する契約書を締結すると双方とも安心です。お金を借りた事実や返済について、合意した内容を書面に残すことで後々のトラブルを予防することができます。

理由を話しただけではお金を貸してもらえない場合はどうすればいい?

理由を話しただけではお金を貸してもらえない場合

ここまでお金を借りる理由を考えるコツと注意点をご紹介してきましたが、中にはちょっとやそっとの言い訳だけでは通用しない人もいます。このような場合、お金を借りるにはいくつかの条件を明確にする必要があるでしょう。

信用に足る人物であることを説明する

まずは、あなたが信用に足る人物であることを理解してもらう必要があります。いきなりお金を貸してほしいと話しても相手から信用されないので、きちんと信頼される理由や証拠を提示する必要があります。

「あなたにしか借りられない」理由を話す

そもそも、頼む相手が親であれ友達であれ、なぜその人のところにお金を借りに来たのかを納得してもらわなければなりません。例えば友達にお金を借りる場合、親と絶縁状態にあって親には絶対に頼めないという事情があれば、納得感が出てきます。親に借りる場合は、親以外に頼れる人がいないと泣きつくのも効果的です。

お金が必要な証拠を見せる

相手から嘘をついているのではないかと疑われている可能性も考えられます。葬儀の案内、旅行の行程表と見積もりなど、客観的に「いつまでにいくらぐらいのお金が必要だ」と相手に分かる資料があると、納得してもらいやすくなります。

返済スケジュールをあらかじめ提示する

借りたお金は返す必要がありますが、借りることで頭がいっぱいになってしまうと、返すことを忘れてしまいがちです。いつごろ収入があって、借りたお金を返せる当てがあるという証明もできると良いでしょう。きちんと返せることを伝えないと、相手もお金を貸す気にならないのではないでしょうか。

返済できなかったらどうするのかを伝えておく

もし借りたお金を返済できなかったらどうしますか?お金を借りる依頼をすること自体でも、お互いの人間関係に傷がついてしまう可能性があります。さらにお金を返せなかったらどうしますか?その場合のことも伝えておく必要がありそうです。

もしお金を返せなかったら、自分の大切な財産を売りますとか、自分が給料をもらう前に会社からもらってほしいとか、さまざまなやり方があるでしょう。これを保全と言うのですが、貸す側からすると、「この人にお金を貸したいけれど、返ってこなかったらどうしよう……」というときの安心材料になるのです。

お金を借りるためについた嘘がバレたらどうなる?

嘘がバレたら

お金を借りたのはいいものの、当初借りる理由にしていたこととは違う理由でお金を使ってしまったらどうなるのでしょうか。バレなければいいと思う人もいらっしゃるかもしれません。しかし、バレてしまうことも十分に考えられます。お金を借りるためについた嘘がバレたらどうなるのでしょうか。

お金を貸してくれた人との信頼関係が壊れる

もちろん、他のことにお金を使ったことがバレなければ、何のおとがめもないでしょう。しかし、ちょっとした出来事からバレてしまうこともあります。

例えば、支払った明細を見せてほしい、領収証を見せてほしいと言われたらどうなるでしょうか?旅行の不足代金としてお金を借りたのに、バイクを買ってしまったり、アクセサリーを買ってしまったりしたら……貸した方は、「嘘をつかれた」とがっかりすることでしょう。そして、嘘がバレたら信頼を失います。

最悪の場合は詐欺罪にも問われる

刑法246条には、「人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する」とあります。これはいわゆる詐欺罪と呼ばれており、お金を借りる場合であっても、嘘の理由でお金を借りると、嘘が発覚したときに相手方から詐欺罪として訴えられる可能性があります。

個人からお金を借りるよりも確実で安全な方法は?

個人からお金を借りるよりも安全な方法

家族、友達、親戚などさまざまな人たちからお金を借りることについてご紹介しましたが、お金を借りることはできそうですか?家族、友達、親戚からお金を借りることは避けたい、と感じる人がいたら、それは正解と言えるでしょう。

お金の貸し借りで信頼関係が破綻してしまうことはよくあります。わざわざ信頼関係を壊す必要はないのです。今までお伝えしたようなことを実行するくらいなら、もっと簡単にお金を借りる方法があります。それは、カードローンなどの借り入れです。

お金を借りるならカードローンがおすすめ

ローンには、特定の目的でお金を借りたい場合の目的別ローンと、不特定の目的にお金を使いたい場合のフリーローンの2種類があります。フリーローンの一種であるカードローンは、銀行の子会社や信販会社などが実施している少額の貸し付けのことで、一定の審査をクリアすれば、返済期限や金利を決めてお金を貸してくれる仕組みです。

お金を借りるのであれば、少額でも借り入れができるカードローンの利用がおすすめです。親や友達にお金を借りることで、人間関係に影響する可能性があります。しかし、カードローンを利用して借り入れをすれば、そのような心配は不要です。

カードローンでお金を借りる際の条件

カードローンでお金を借りるときは一定の審査があります。まずは本人確認です。免許証などの身分証明書で、申し込む人と借りる人が一致するかどうかをチェックします

次に収入の審査です。一定の収入があって、きちんと返済できるかをチェックします。借りたお金を何に使うかを審査する場合もあるでしょう。返せなくなった場合の対処法についても審査されます。

カードローンでお金を返すときのペースと金利

カードローンでお金を借りる場合は、毎月一定の日に借りたお金の一部をコツコツ返済することになります。毎月いくらなら返済できるのか、どれくらいの期間で返済するのか、金利は何%なのか、など借りる人や資金使途などで条件が変わります。

返済計画をきちんと立ててカードローンを利用しよう

お金は、借りるより返す方が大変です。借りるときは返せるはずと思っていても、実際に返すのは大変ということはよくあります。返済できずに「結局親や友達から借りることになってしまった……」とならないように、毎月いくらなら無理なく返済できるかを考えましょう。

カードローンの返済計画とは

30万円を借りた場合、毎月1万円の元本を返済したら、2年半で返済が完了します。120万円を借りた場合に、毎月1万円の元本を返済したら10年で返済が完了します。1万円に金利がつくため、実際の返済がもっと多くなりますが、このようにいくらの返済なら無理がないか考えましょう。余裕が出てきたら繰り上げ返済と言って返済を早めていくこともできます。

カードローンの利用もあり!親や友達にお金を借りるときは納得できる理由を

今回は、親や友達にお金を借りる理由について紹介しました。

まずは、家族や知り合いからお金を借りない方がいいことを覚えておきましょう。万が一、個人間でお金を借りないといけない場合は、返せる人物であることを証明し、どんなことにいくらのお金が必要か資料を添えるといいでしょう。さらに、借りたお金の返済計画を立てて、どんなスケジュールで借りたお金を返済するつもりなのかを明らかにすると信頼度が上がることでしょう。借りたお金を返せなくなったときのことも考えて、自分はしっかりお金を返すつもりがあるということを明らかにしてください。

ただし、これらの情報は、親や友達にお金を借りる場合だけでなく、カードローンでお金を借りる場合も同じです。お金を貸しても返してくれると相手を説得できれば、お金を借りることはできます。人間関係が煩わしいと感じる人は、金融機関からお金を借りことをおすすめします。

高橋 成寿
高橋 成寿

ファイナンシャルプランナー
寿FPコンサルティング株式会社 代表取締役

慶應大学卒業後、金融関係の経験を積んでファイナンシャルプランナーとして独立。2007年の開業以来、1,000世帯を超える家計相談に従事。知っておいて損は無いこと、知らないと損すること、世の中にある色々なお金の情報発信を心がけている。

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