クレジットカード審査期間は?即日発行のカードと審査が遅いカードの違い
お金を借りる疑問の総合研究所【skkc.jp】クレジットカードクレジットカード審査期間は?即日発行のカードと審査が遅いカードの違い

クレジットカード審査期間は?即日発行のカードと審査が遅いカードの違い

即日発行と審査が遅いクレジットカードの違いと審査期間について

即日発行と審査が遅いクレジットカードの違いと審査期間について

クレジットカードを申し込む理由には、ネットショッピングで使いたい、海外旅行に行くため世界で使えるカードが欲しい、普段の買い物で便利に使いたい、ポイントが貯まる点が魅力、などさまざまなものがあると思います。期間に余裕を持って申し込めれば良いのですが、場合によっては、すぐにでもクレジットカードを使いたい、明日には使えないと困る、といった事情があるかもしれません。

しかし、クレジットカードを申し込んだら審査を通過しなければならないため、手元に届くまでには数週間程度かかる場合もあります。

今回は、クレジットカードの審査期間はどのくらいなのかを確認し、審査が早い即日発行のカードと審査が遅いカードには、どのような違いがあるかを見ていきましょう。

クレジットカードの審査期間

クレジットカードの審査期間

一般的には、クレジットカードの申し込みをしてから手元に届くまでには、2~3週間かかります。まずは、クレジットカードを申し込んでからの手続きが、どのように行われるかを見てみましょう。

一般社団法人日本クレジット協会によると、発行元の会社によって多少異なるものの、一般的なクレジットカードの審査は、書類審査、確認業務、カード発行会社の社内における取引履歴等の確認、信用情報機関における取引履歴等の確認、といった流れで進みます。

最初の書類審査では、申込者の氏名、年齢、職業、勤務先などがチェックされ、その後の確認作業では、必要に応じて本人確認や勤務先への在籍確認などを行います。さらに、社内と信用情報機関での取引履歴等を確認した後、これらを総合してクレジットカードを発行して問題がないかどうかの判定を行います。

このようなクレジットカードの審査に必要な手続きを考えると、審査にはある程度の期間が必要であることも納得できます。しかし、クレジットカードの中には、即日で発行されるカードや、数日で手元に届くカードも存在します。審査期間がクレジットカードによって異なるのはなぜなのか、クレジットカードの審査基準について確認しておきましょう。

クレジットカードの審査基準は?どこを審査しているの?

クレジットカードの審査は、まず、クレジットカードの申込者がきちんと返済していくことができるかどうかを、クレジットカード発行元会社は社内基準により判断します。その後、信用情報機関に照会して、自社以外のクレジットの利用状況や返済実績をチェックし、これらの情報を踏まえた上で総合的に判断して審査結果を出します

申込書類には、氏名、年齢、職業、勤務先、勤続年数、収入、居住形態、居住年数、家族形態などを記入します。クレジットカード会社によって判断基準は異なりますが、記入情報から、下記のような内容を審査しているといわれています。

クレジットカード申込者の返済能力の有無と収入の安定性

クレジットカードを利用した後に問題なく返済できるのかという返済能力、また安定した収入があるかという点は、重要な審査項目です。年齢や収入、勤務先や勤続年数などによってスコアリングして総合的に判断することになるため、まだ若くて勤続年数が少ない場合でも、安定した身分である公務員や大企業の正社員なら、審査を通過する場合もあります。

また、パートやアルバイトだと返済能力や収入の安定性という面では低く評価されがちですが、配偶者や同居家族に安定した収入があれば、審査には問題ありません。専業主婦(主夫)や学生なども同様で、あまり収入がなくても作れるクレジットカードもあります。

クレジットカード申込者の居住状況

クレジットカード申込者の居住状況

クレジットカードの申し込みをすると、住居が持ち家か、借家か、その所有者は本人か家族か、居住年数は何年かなど、居住状況について細かく問われるのを不思議に思う方もいるかもしれません。

クレジットカードの審査では、住居が持ち家だと安定した収入があり、生活基盤がしっかりしていると判断しているのです。逆に、借家住まいで居住年数も少ない場合は、低く評価されてしまいます。

極端なことをいえば、返済が滞った場合に、持ち家だと引っ越す可能性は低いものの、借家だと居場所を特定できなくなるという可能性があるということです。また、連絡先としては、最近は携帯電話だけしか持っていない方もいらっしゃるようですが、固定電話がある方が高く評価されるともいわれています。本人確認のために電話が来る可能性もありますので、クレジットカードの申込後は、確実に連絡が取れるようにしておくようにしましょう。

クレジットカード申込者の他社の利用状況

クレジットカード申込者の他社の利用状況

クレジットカードの発行元での審査が終わると行われるのが、信用情報機関への照会や他社のクレジットカードやローンの利用状況の調査です。日本には、株式会社シー・アイ・シー(CIC)、株式会社日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(JBA)の3つの信用情報機関があり、信用情報機関では、利用者のカードの利用状況、返済状況、延滞履歴などが記録されています。

過去に返済が滞っていたり、短期間に何枚もクレジットカードを申し込んでいたりすると、お金に困っていて返済能力がないと判断される可能性があります。

即日発行のクレジットカードと審査が遅いカードの違い

クレジットカードには、審査が早く、すぐに発行されるカードもあれば、審査に時間がかかり、なかなか手元に届かないカードもあります。審査期間に差が出る理由としては、審査そのものに時間がかかることもありますが、その他に、申し込み方法によるものや、カードの種類や発行会社による違い、申込者側に原因がある場合などが考えられます。

クレジットカードの申込方法による違い

クレジットカードの申し込み方法には、電話や郵送、Web申し込み、店頭申し込みなどがありますが、これらの申し込み方法も審査期間に大きな影響を与えます。

店頭でのクレジットカード申し込み

即日発行が可能になるカードの例として代表的なものは、流通系のクレジットカード会社が発行するカードです。ただし、申込後に即日でカードを受け取るためには、事前にWebで手続きをして、店頭カウンターで受け取ることを申し込んでおかなければなりません。Web受付後、審査を経て、電話で本人確認を受けた後にクレジットカードの受け取りが可能になる、といった流れが多くなっています。

また、商業施設内で当日勧誘されるなどして、申し込みをすると、施設内でしか利用できない仮カードが発行され、後日、本カードが郵送されるというクレジットカードもあります。その他、消費者金融会社が発行するクレジットカードの中には、自動契約機などで即日発行できるものもあります。

Webでのクレジットカード申し込み

Web申し込みの場合だと、即日発行は無理でも、翌日や数日以内にカードを手にすることができる場合もあります。最短翌日発行が可能なカードをWebで探し、専用の申し込みページから申し込むと、メールなどで審査結果の連絡があり、審査を通過した場合は、最短で翌日、カードが郵送されて手元に届くという流れです。

ただし、Webで引き落とし口座を指定しておくことなど、一定の条件が必要になります。通常は、Web申し込みでもカード発行までには1~2週間かかることが普通ですから、カードが発行されるまでの期間をよく確認してから申し込むようにしましょう。

郵送でのクレジットカード申し込み

郵送でのクレジットカード申し込み

発行されるまでに一番時間がかかるのは、郵送による申し込みです。申込書を郵送で取り寄せた後、必要事項を記入して郵送で送った場合、そのやりとりだけで数日または1週間以上かかることもあります。

また、申込書がカードの発行元の会社に届いた後、紙ベースのデータをコンピュータシステムに登録するという処理も必要なので、その分の時間と手間もかかります。手書きだと文字が読み取りにくかったり間違いやすかったりするのも、審査や発行が遅くなってしまう原因です。

クレジットカードの種類による違い

現在、クレジットカードには数え切れないほどの種類がありますが、発行元の会社によって、信販会社系、銀行系、交通系、流通系、消費者金融系などに分けられます。これらの発行元によって審査基準が異なり、当然ながら審査期間についても差が出てきます。

一般的に、審査が厳しいといわれている銀行系カードでは、審査期間が長くなる傾向があります。また、ステータスがあり、利用限度額が高いようなカードも、審査期間が長くなるようです。一方で、流通系や消費者金融系のカードは、審査期間は短い傾向があります。

クレジットカード申込者に原因がある場合

クレジットカードの申し込みを受けると、まずは申込書の記載項目に不備がないかがチェックされます。不備があった場合は訂正を求められることもあり、それだけ時間がかかってしまいます。

また、申込者の年齢や勤務先、年収、居住状況などの属性によって審査を行った後、信用情報機関の取引履歴確認なども行いますが、判断が難しいような場合は、審査に時間がかかることも少なくありません。その他、勤務先への在籍確認や本人確認がなかなか取れない場合も、審査に時間がかかります。

クレジットカードの審査期間は短縮できる?

クレジットカードを申し込んだら、なるべく早く手元に届いた方がすぐに使えて便利ですし、審査結果が早く分かった方が、心理的にもすっきりするのではないでしょうか。即日や数日以内に発行されるクレジットカードはありがたいものですが、それ以外でもなるべく審査期間を短縮するコツがいくつかあります。

ハードルの低いクレジットカードを申し込む

ハードルの低いクレジットカードを申し込む

社会人になって初めてクレジットカードを申し込む場合や、学生や専業主婦(主夫)などで安定した収入が少ない場合などは、まずは比較的審査の通りやすいクレジットカードを申し込んだ方が、審査にかかる期間も少なく済む可能性があります。

一般的には、銀行系のカードは審査期間が長く、流通系カードは審査期間が短いといわれています。短期間に何枚もクレジットカードを申し込むことは、審査上は良くないのですが、ある程度の期間、カードを利用してきちんと返済をしていれば、それが良い利用実績となります。次のカードを申し込む際には、少しハードルの高いクレジットカードに申し込むことも可能になるでしょう。

クレジットカードのキャッシング枠を0円にする

クレジットカードには、2つの利用限度額があります。1つは、買い物をするときにカード払いをする際の限度額であるショッピング枠、もう1つは、クレジットカード会社からお金を借り入れる際の限度額であるキャッシング枠というものです。

キャッシングは、担保や保証人無しでカード会社のATMからお金を引き出すことができる便利な機能ですが、クレジットカードの利用目的は買い物で使うだけというなら、このキャッシング枠を0円にすれば、審査期間が短くなる可能性があります。

在籍確認対策をする

在籍確認対策をする

クレジットカードの申し込み後、本人確認や勤務先への在籍確認で、クレジットカード会社から電話がかかってくる場合があります。この際、勤務先で何かの勧誘などと勘違いされて電話がつながらないようだと、在籍確認が取れないために審査が先に進まなくなってしまう可能性があります。審査を急いでいる場合には、電話確認があるかもしれないと、勤務先に伝えておく方がスムーズです。

Webでクレジットカードの申し込みをする

Webでクレジットカードの申し込みをする

手書きの申込書だと、文字が読み取りにくかったり、記入漏れや記入間違いをしてしまったりする可能性が高くなります。しかし、Web申し込みだと入力する際にチェック機能が働きますので、間違いを最小限に抑えられます。また、Web申し込みは24時間受け付けていますし、受付後の入力の手間も省けますので、郵送より審査期間がかなり短縮できるでしょう。

審査期間よりもクレジットカードの内容を重視する

今回は、クレジットカードの審査期間や審査基準などを確認しながら、即日発行のカードと、審査が遅いカードの違いについてご紹介しました。

数あるクレジットカードを選ぶ中で、なるべく早く手元にカードが届くというのは、カード選択の際のポイントでもあります。しかし、即日発行のカードでなくても、自分に合ったカードを選び、申込方法や記入事項に気をつけることで、審査期間を短縮できる可能性もあります。

クレジットカードの審査基準は発行する会社によって異なりますが、正しい使い方をすればその後、別のクレジットカード申し込む際の審査にも有利に働く可能性も考えられます。自分に合ったクレジットカードを便利に使いこなしていくようにしましょう。

水野 圭子
水野 圭子

CFP(R)認定者/1級ファイナンシャル・プランナー技能士
株式会社K’sプランニング 代表取締役社長
一般社団法人あんしんLifeコミュニティ 代表理事

大手損害保険会社で事務企画や本店営業を経験後に2010年にFPとして独立。女性の視点も踏まえたお金のノウハウをセミナーや企業研修にて延べ3,000人以上の方々に伝授。家計相談を中心とした個別相談やマネー情報等の執筆でも活動中。
著書:「小学生にもわかるお金のそもそも事典」